集いの舎(戸建リノベーション)
岡山県|倉敷市
みんなで一つの食卓を囲む・・・『集まる』を楽しむ暮らし
倉敷川に面する趣きある立地に築40年あまりの住宅。クライアントのご実家を祖母・両親・子世帯と3世帯住宅へ変える大規模な戸建のリノベーション。2世帯で同居するということと合わせて、季節ごとのご家族行事の時に、独立して離れた家族も『みんなが揃って一つの食卓を囲めるように・・・』そういったキーワードからスタートした家づくりでした。別々に暮らしていた単世帯から多世帯での暮らしへと大きく変貌させる改修。それぞれのご家族の必要十分な空間を用意しようとすると空間的にどうしても足りない。駐車スペースを考慮すると増築することも難しいという条件の中で、大家族での住居へ対応できるように、それぞれのご家族の日常の生活スタイル、動線などの見直しを行いながら、世帯ごとの空間分けをしゾーニングを行いました。住まうご家族それぞれに活動時間も異なるため生活音の軽減、動線の交錯に配慮しながら、共用する部分・別々にする部分と打合せを重ねながら一つ一つ整理していきました。一つの屋根の下、多世帯が心地良く生活できる場の創生とご家族らしく暮らすためのリノベーション。一部、住みながらの改修のため写真が少ないですが、写真は、ご家族の集まるダイニング。料理する人も中心にいながら、もてなせるオープンなキッチンに低めのテーブルとソファーを組合せ、小上がりの和室へとつながる。大人も小さな子供達も一緒に大勢が集まって食卓を囲むひと時を楽しむ『集いの舎』の象徴的な空間です。
DATA
建築場所 | 岡山県倉敷市 |
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敷地面積 | 235㎡ |
延床面積 | 174.45㎡ |
構造 | 在来木造2階建て |
用途 | 専用住宅 |
備考 | リノベーション,古民家改修,二世帯住宅,三世帯 |