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face to face で買いたいもの

2007.08.06

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(大蔵海岸のそら)
ふと 10年くらい前によく飲んでいた
白ワインの事を思い出した。
ネットで調べてみるも 見当たらない。
当時、住んでいた家のすぐ近所に
こだわりの酒屋さんがあって、
よく買いに行っては、お酒の話やおいしいツマミの話を教えてもらっていた。
震災後しばらく仮店舗で営業していた頃から行っていて
店の店主(お兄さん)のおすすめは 焼酎。
珍しい焼酎が どれもいい顔をして並んでいて
行くとよく この焼酎は・・・・と説明してくれ
時々、試飲させてもらっていた。
酒蔵を廻って、どうこだわって造っているかを知っている
店主のおすすめにはブレがなく、
確かにおいしい。
でも かたくなに・・・
私が飲むのは、ワインとビール。
当時よく買って飲んでいた
店主おすすめの 「国産の白ワイン」が
その冒頭のワイン。
でも 瓶の形や味は覚えているのに名前が
思い出せない。
あっそうそう・・・
当時 よく飲んでいたビールは・・・
口の記憶が つられて、ビールを思い出す。
あれもおいしかったなあ・・・
だっさい ダッサイ・・・
えっと・・・獺の祭りでダッサイ(獺祭)。
これはすぐ見つかる・・・
と思うと、なんと製造終了。
当時はお兄さんの話たよりに
こだわりの酒蔵がつくるビール。
しかも、生のビールという事で
賞味期限も短く、その店でも、いつでも ある訳では無くて
店に行って、あれば買えるというビールだった。
『今日 入ってるよ』
『あ、じゃあ 五本!』
って 本当に生ものを買うかのように買って帰っていた。
一人暮らしの小さな冷蔵庫に 獺祭の青い瓶が並ぶ。
確かに、柔らかい優しい味のビールで、
しかも すっきりしていて おいしかった。
こだわってつくったお酒を
こだわって売る『人』から直接 face to face で買う。
これからも どんどん便利になって、
本当に、何でも家にいたままで買える時代になるだろう。
でも、実は、face to face で買う事でしか、
『味わえない何か』が確実にあると実感した、ワインとビールの記憶。 

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