『街道の家』 先日、棟上を行いました。
連日の猛暑真っ只中、黙々とただ木を叩く音が
トーントーントーンと 辺りに響き渡っていました。
工事も終盤、暑さ・疲労もピークに差し掛かる頃
現場に、ひと際立派な1本の長い丸太が届きました。
写真は、クレーン車で吊られ、ゆっくりと降りてくるころ・・・
他の一切の作業が止まり、全員で1本の丸太を柱に納めて行きます。
あたり前に作業は進みますが、やり直しの効かない工程
熟練の職人さんたちが皆 息を呑むかのように
緊張に包まれる 静寂の一瞬。
無事きれいにそれぞれの柱に取り付いたその瞬間、
棟梁をはじめ周囲の大工さんが
「よしっ」と小さく一言。
失敗の許されない部分の手加工、じっくりと手間ひま掛けて
作業頂いたことに感謝です。
お施主様、棟上おめでとうございました。
現場の皆様 引き続きよろしくお願い致します!
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