迫り出すように、砂紋の中心へ向かって伸びた 石の先端から水が滴っているように見え
落ちた雫の波紋が ふっと こちらの足元まで広がってくる 枯山水の庭の表情。
砂を水に見立て 見る側は、実際には見えないものを見る。
静かに風景に向かっているいると、水音さえも感じるような感覚になるかもしれません。
いつしか そこには ゆったりとした静寂が広がっています。
見立ての世界 奥深いです。
写真は、竹中大工道具館 休憩室前の庭。
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