美の壷で「花火」の特集を見ている時に、
坂口が、『明日 花火やな・・・』と言ったのが 私の中でひっかかっていて・・・
結局、腰痛をおして・・・『みなとこうべ海上花火大会』に連れて行ってもらいました。
はじめは 車から ちょっと見て帰ればいいと思っていたのに、
車から花火が見え始めると
拓が大喜びで・・・。
『ふたりで見ておいで』という言葉に
『うん!』と車を飛び出して、
人影があまりない道を 海の方を目指して 二人でとぼとぼ・・・。
すごい穴場だあ・・・と思いながら、
しばらく子供と花火を見ながら
『一緒に見た事を 覚えていて欲しいなあ・・・』と ぼんやり。
最後らしき花火が 賑やかにあがり
周囲に拍手がおこって、一瞬 静まり返ると、
・・・・・ゾロゾロゾロゾロ・・・・・・
もっと海岸よりのところから
すごい勢いで人が出てきて
来るとき来た道は、ガードマンに封鎖され
あっという間に ものすごい 人ごみにのまれてしまいました。
坂口は坂口で車の渋滞に はまってしまい・・・・
待ち合わせの場所で 再会出来るまで
随分時間がかかってしまいました。
ただ、時折、潮風にのって漂う火薬のにおいと
ぎゅっと握った 小さい子供の手の感触、
私にとっては 忘れられない
花火の記憶になることでしょう。
花火の記憶
2007.08.05