中くらいに古い民家の改修の計画を進めています。
増築そして、増築・・・が繰り返されている事が多く
その取合いの部分で 雨漏りなどがおきていたりして
内部の柱や土台が ひどく傷んでしまっていることが多いです。
『大きさ』がそのまま『豊かさ』ではなかったりもします。
動線が整理されて 暮らしに必要な物が整理できると
同じ空間をぐっと有効に使えます。
外部(庭や通り)と内部との関係性を整える事で
光が入り、風が通るようになります。
お子さんが成長し、使われないままになっている
2階の部屋など、使わない部屋を減築しながら
補強する事で、建物の全体の強度をあげる事もできます。
減築(げんちく)という 部分的に減らすという選択も
うまく組み合わせながら、心地よい場所をつくりたいと思います。
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減築(げんちく)
2013.01.22