いつも目にするコーナーや ちょっとした小さな空間に お気に入りのものがあると それだけで うれしくなったりします。
写真は、日々、何気なく目にする場所に設けたニッチに張られたタイル。
お施主様こだわりのタイルで ミナ ペルホネンの タンバリン 「瀬戸焼のタイル」です。
普段、タイルなどは、設計段階での打ち合わせで方針やイメージを決め、現場に入ってからの打ち合わせで
最終的に使うものを決めていくのですが、このタイルは、お客様が用意してくださっていました。
もともと、建築が好きなご夫妻、家づくりの時も それまでに色々と勉強もされていて
打ち合わせでもこだわりのご希望をいただき、とても楽しかったのを思い出します。
このタイルも、素朴な色・素材感で 建築系のタイルのメーカーさんでは、ちょっと見たことないタイルでした。
販売するとすぐに売り切れるようなミナ ペルホネン人気商品の タイルを少しずつ少しずつ買われて、
家づくりのために集まったのが写真の枚数。
そんな 苦労をちっとも知らず・・・張る場所のデザインをイメージしながら
『もう少し 欲しいですね・・・』と言ってしまったりして・・・
少しずつ少しずつ買われたエピソードなども教えていただいたりしました。
どこに どんな風に?というところから、バラバラのタイルをどんな感じで配置するか、目地の感じは?など・・・
悩みながら 仕上がった小さなコーナーですが 特別な空間になりました。
自分達らしく、何気ない日々を好きなものに囲まれ暮らしを楽しむ。
シンプルなことですが、大切にしたいことです。
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