約6年前に完成した住宅へ ホームエレベーターの設置工事中の写真。
計画時から「将来的にエレベーターを設置するかも?」とお伺いしていたため
エレベーターの設置を見越した間取り計画・設計としていました。
設置完了すれば今まで以上に生活動線が便利になります。
施工方法においても、エレベーター設置を見越した施工を実施していました。
構造的な補強は新築工事時に済ませ、必要なくなる構造下地材は
容易に取り外すことができるように金物等で固定。
照明・コンセントも単独回路としておくことで簡単に転用。
周囲壁には遮音用に繊維系断熱材充填。
先を見越した細かい設計施工を実施。
設計段階から何度も後からの設置について調査もし
構造的な打合せもし、現場でも知恵をお借りしながら施工していただいていたのですが・・・
実は、設計監理した私自身も解体し下地状況を見るまで
細かな部分は、すっかり忘れていました・・・
先を見越した完成時の施工のおかげで現場も順調に進んでいます。
家づくりの計画中の打合せ・・・
「ずっと先の将来の可能性」も話し合いながら
設計することはとても大切ですね。
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