昨年は、いろんな家電が壊れた。
中でも、テレビが突然バツンと音をたてて
映らなくなったのは、びっくりだった。
考えてみれば、火事にならなくて
良かったと思う程の昭和チックなテレビだった。
その後、録画機能付きの液晶テレビを購入して
今まで見れなかったような、番組を検索して録画している。
最近では、ミューズの微笑みがちょっとした楽しみだった。
もう、終わってしまったんだけど、
子供も、何故か『今日はどんな美術館かなあ・・・』
とかいいながら一緒に見ていた。
小野リサの歌声も、よかったんだと思う。
そんな中でも 子供達が一番に興味津々で、
行きたがった美術館はというと『養老天命反転地』。
でも実は、上の子はすごーく小さい時に一度連れて行っている。
そんな事はすっかり忘れて、下のチビと一緒に
『行きたーい』と叫んでいた。
テレビで見た限りでは、完成当初の頃よりも
ぐっと緑が成長して、よりワイルドなフィールドになっている印象。
身体と知覚の関係とか、空間と身体の関係とか、
大学の頃に学んでいた事と、
目の前にいる子供の目に映る世界とは、
果てし無い程に ほど遠く、非日常をすーっと超えていく。
子供達にはやはり無限の可能性があって、
人間という動物なんだな。。。と感動してしまった。
でも、その後に、
『母親は・・・どちらかと言うと
子供の動物的な強さを奪う生き物かもしれない。』
と、なんか 反省した。
写真は 大原美術館横のエル グレコ
みんな 撮ってるアングルだけど 行くとやっぱり撮ってしまう。
こんな美術館大好き!
2009.01.15